海の巨人のつどい 【hearth stoneブログ】

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新感覚!thymeハイブリットハンター!後編【ハイブリットハンターその3】

° ω °)おつですー、CEUです。

 

台風も過ぎ去って秋らしい涼しさが訪れ始めていますね。湿度もなくカラッとしていて過ごしやすかったですが、長くは続かないんでしょうね~

 

ラダー環境におけるアグロは虫害によってカラッとどころか、イナゴにより干からびかけてるようにも見えますがいかがお過ごしでしょうか/(^o^)\

 

 

そんな余談はさておいて、引き続きthymeさんのハイブリットハンターの紹介をしていきます。

 

 

今までの記事はこちら

前編【ハイブリッドハンターその1】 

中編【ハイブリットハンターその2】

 

はじめに

今回の記事では、このデッキリストがどのように環境を見て

どのヒーローに勝とうとしているのか、

結果、どのヒーローを苦手としているのかお話ししていこうと思います。

 

 

この「どのヒーローに勝とうとするか」という点でも僕は

飢えたカニゴラッカクロウラー2種カニを詰んでマロパラと賊ウォリを見るとか

挑発ウォリの挑発をぶち抜きたいからビタータイドヒドラを 入れるなど

単体のカードを以て、勝ちたいヒーローに寄せた構成にしていました。

 

一方、このハイブリッドハンターは様々なところにカード同士のシナジーが散りばめられています。

今回、紹介記事を作成しまして、そういったデッキ製作者の意図に触れるのはとても面白かったですし、とても参考になりました。

ハンターのデッキを構築している自分としては感嘆の声が漏れるばかりです。

 

 

 

改めまして、デッキリストはこちら

thymeハイブリットハンター デッキリスト

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【デッキコード】

AAECAYoWBrsD8gX4DPixAqbOAobTAgyKAagCtQPrB5cI/gznvQKvwgLkwgKOwwLTzQLXzQIA

 

 【戦歴】

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「この〇〇ってカードないんだけど代替案ない?」

このデッキリストは意図的に獣ミニオンを減らしているところや、バフの対象としている獣ミニオンを絞った戦略を取っているところから、特に考えなくカードを入れ替えるとひどいことになると思います° ω °)

 

黒騎士を持っていなかったフレンドが代わりにサバンナハイメインを入れていたのですが、サメグマサバンナハイメインのどちらかにバフが乗るというハンド状況で、見事に二分の一を外して、ハイメインにバフをかけていました。

 

ミニオンとして鉄嘴のフクロウがいますが、スペルブレイカーを採用しているのも獣ミニオンを増やさないためです。

まぁ、ハイブリッドハンターなのでスペルブレイカーは4/3という攻撃的スタッツも良い感じですが。

 

 調整する場合は、何度も負けながら試行錯誤を続けることになりそうです。

 といっても、このリストで変えたい部分は今のところ僕にはないです° ω °)

 

前回お話ししたDKレクサーを抜いて飢えたカニボーンメアの2枚目を入れても良いかと考えています。

 

 私は飢えたカニゴラッカクロウラーは2積みしたい派の人なんですが、

野良猫も外し1マナミニオンを少なくして、後半のドローを意識している点

飢えたカニはバフのハズレ対象ではないが、積極的にバフを与えたくない点

に二つを考え、このデッキは飢えたカニ1枚で良いのではと考えています。

 

追跡術縫い目の追跡者で、引っ張ってくることも出来ますしね° ω °)

 

 

では、ヒーロー考察に移ります。

今までの考察もまとめて記載しますね。

対ヒーロー考察

このデッキはドルイドとプリーストが多い環境を見て構築されたデッキリストです。

どのように組み立てられているか紐解いていこうと思います。

ドルイド

アグロの最強格として存在するアグロドルイド

コントロールメタとしての頂点に君臨する翡翠ドルイドの二者が環境を席捲しているわけですが、この二つのデッキを同時にどのようにみているか考えていきます。

 

翡翠ドルイド

このデッキはバフをかけたミニオンとそれを補助するミニオンで戦うため、数体の中型ミニオンで戦うことになり、盤面をそれほど広げる事にはなりません。

そのため広がりゆく虫害のバリューを引き出されることも少なく、出されても1/5ミニオンを突破することが出来ます。

 

これも野良猫ネズミ軍団などの1/1トークンを発生させるミニオンを少なくしたためであり、中型ミニオン数体で攻めるゲームプランは翡翠ドルイドに対して合っていると感じます。

 

翡翠ドルにおけるテックカードへの対応

またこの戦い方は、翡翠ドルイドにテックカードとして採用されている様々なカードのケアにもなります。

 

まず、ムリに盤面にミニオンを並ばさせる必要がないため精神支配技師のケアにもなります。

 

サメグマスペルブレイカーに対象を取られてしまいますが、4/3ミニオンイーグルホーンボウで除去することができ、沈黙させられてもケモノ属性は残るので、またバフすることは出来ます。また、自然への回帰で除去されないのも良い点です。

 

適応によるバフはアタックを上げるだけでなく疾風を取り相手のライフを削ることが出来るので、アタックを伸ばした結果大物ハンターに打ち殺されてしまう展開をケアすることもできます。

 

 

やさしいおばあちゃん帽子から猫

マナ加速からのなぎ払いにより、盤面のクロックを下げられる点も恐いところですが、帽子から猫を貼ることにより、クロックを維持することも出来ます。

 

この役割はやさしいおばぁちゃんが担うところと似ていますね。

呪文をたくさん使うドルイドには、AoEや除去に反応して簡単にネコ4/2隠れ身登場してくれますし、これはクロックの維持に繋がります。

 

よく見かけるやさしいおばぁちゃんを不採用としていますが、理由として

・運び屋の荷箱によるバフを散らさないため

・プリーストに対してやさしいおばぁちゃんは弱いこと

が挙げられます。

 

 

ハンター使いの方々は

やさしかったおばぁちゃんがあの聖職者もどきに寝返り、野良猫と心中して相手陣地で悪い狼3/2として復活する様を一度は目にしたことでしょう...!!(′︿‵。)

 

狂気ポーションをケアしにくいやさしいおばぁちゃんはプリースト戦では出しにくいミニオンなのでこれを採用せず、アタック4ミニオンを出せる帽子から猫はフィットした採用だと思います。

 

挑発ミニオンに対する回答

翡翠の巨象3/6がうっとうしいことこの上ないですが、これを運び屋の荷箱で強化したサメグマ6/5は一撃で抜いてくれます。

 

翡翠ドルイドには他にもリッチキング始祖ドレイクなど大型挑発ミニオンが多数採用されていますが、これを抜くためにスペルブレイカー黒騎士がも入っています。

 

これらのテックカードを引いてくるために追跡術縫い目の追跡者が居ますので、必要とする時に能動的に引きに行くことも可能です。

 

 

 対翡翠ドルイドまとめ

バフを施した除去されにくいミニオン数体を用いて、

前のめりに攻めていくスタイルがこのデッキの対翡翠ドルイドです。

 

早い段階からのマナ加速によりアヤブラックポー等を召喚され翡翠を育てられると、盤面の翡翠ゴーレムを使ってトレードされたりとツラい部分はもちろんあります。

デッキパワーに差があるのは無論のことです。

 

しかし、翡翠ドルイドに勝つための様々な方策が詰まっていますので、是非手に取って戦ってみて下さい(´∀`)

 

 

結果、thymeさんはドルイドに対して23-18と勝ち越す事に成功しています。

 

ドルイドに有利とまでハッキリと言うことは出来ません。

なんなら5連敗することもあったそうです。

 

しかし、ラダーで当たった瞬間に死を確信するような相性でもないので、

「お前を狩る...!( ˘ω˘ )」

と意気込んで勝ちを狙いにいきましょう!

 様々な勝ち筋がこのデッキには盛り込まれています。

 

普段のハンターとは異なる動きをするため最初は慣れないと思いますが、そこが新鮮で面白いと思いますよ!° ω °)

 

 

対アグロドルイド

このデッキは 終末預言者による盤面クリア後にサメグマ獣の相棒を置くムーブを強みとしていますが、この終末預言者自体がアグロドルイドに刺さっています。

また、1ターン目:練気+獰猛なヒナというぶん回りムーブも、終末預言者を置くことでケアすることが出来ます。

 

 

 thymeさんは終末預言者を投げるタイミングについて、あまり欲張り過ぎないことをアドバイスしていました。

 

3ターン目以降、盤面に2体ミニオンがいる場合、獰猛な咆哮を切るだけで終末預言者は処理されてしまいますし、練気を絡めたマナチートムーブにより無理矢理処理されてしまうこともあります。

あまり欲を出し過ぎないように気を付けたいですねヽ(∀)ノ

 

 

 

サメグマは4/3というスタッツから2/3のミニオンを一方的に倒せますし、アグロドルイドには3/2ミニオンがいないので、ヘルス1でも残ります。

 

サメグマ4/3に対して猛犬使いで+2/+2バフできたのなら悠々と相手の顔面を殴り、ライフを詰めることが出来ます。

これが強化サメグマ6/5であったら、スタッツは何と8/7にもなりなります...!( ˘ω˘ )

なんと夢のあることでしょう...!

アグドルに対して、ダメージレースで勝つゲームプランがありますよ!

 

 

ビタータイドヒドラをお互い採用していますが、こちらはヒドラレイザーモーで疾風をつけることにより、フェイスプランにおいて一歩先を行くことも出来ます。

聖なる盾を付けて、向こうのビタータイドヒドラだけ打ち倒すことも出来ますヽ(∀)ノ

 

このビタータイドヒドラの投げ方も、

4ターン目で、終末預言者を通し、

5ターン目に、空の盤面に8/8を着陸させるという事ができ、

6マナ目で、縫い目の追跡者から補助ミニオンを引っ張ってきて戦局を有利に進められます。

 

 

 

 

 ゴラッカクロウラーも採用していることから海賊を食べる事も出来ますが、

練気から早期に出てくるビタータイドヒドラ動き回るマナに対する回答が乏しいのが現状です。

ハンターとってアグロドルイドは相変わらずツラい相手ですが、勝ち筋は見出されているので頑張って戦っていきましょう! ヽ(´∀`)ノ

 

 おわりに

 結局、3回目でも終わりませんでした...!(ノ;・ω・)ノ長くなってすみません...!

 

次の回で対プリースト、対メイジ、対苦手デッキのお話しをしてお終いにします。

ここまで長い記事を読んでいただき本当にありがとうございます(′︿‵。)

 

では、この辺りで失礼します。

おつかれさまでした!